< そもそもディフューザーの原価っていくらくらいなの? >
「アロマディフューザーって、なんで価格が大きく違うの?」
と、思われる方も多いかと思います。
そもそも皆さんは、アロマディフューザーの原価をご存知ですか?
それぞれ製品価格や販売量によっても原価は違いますが、
おおよそ4分の1から5分の1程度となるように、メーカーは商品を開発します。
<メーカーから見た、定価からの内訳>
定価が10,000円の商品だと...。
まず、メーカーは2,000円 ~ 2,500円程度で商品を製造します。
(最近の商品はほぼ中国製です)
作った商品を販売するため、販売店に4,500円 ~ 6,500円(40%~65%)で買ってもらいます。
メーカーの儲けは、おおよそ20%程度(2,000円 ~ 3,000円)となります。
販売店は、商品の市場価格に合わせて、定価から割引して販売します。
例えば:定価から2,000円引きで、販売価格8,000円など。
※実際販売店がどの程度、定価から値引きするかは、メーカ指定の価格や、他社との比較もあります。
販売店の利益は仕入れた価格から、販売した価格の差が実際の利益となります。
また定価の決定は市場価格や、原価がどの程度かによって決められていきます。
人気のある商品や、仕入れ値が高い商品の場合は、なかなか価格が下がらない傾向があります。
このように、アロマディフューザーの価格が決まっていきます。
< まとめ >
定価:10,000円 販売価格:7,000円(30%offの場合)
原価:20%~25% (2,000円 ~ 2,500円
メーカーの利益:20%~30% (2,000円 ~ 3,000円)
販売店の利益:3,000円
<デザインが価格に与える影響>
さて、今度は個別の要素が価格に与える影響についてです。
デザインによって、価格は変わるのでしょうか?
答えは当然イエスです。
デザイン性がある商品や、利用している素材によって定価が大きく変わってきます。
特に木材を利用したディフューザーは、価格が上がりやすい傾向にあります。
また、有名デザイナーを起用したデザインなどは費用も大きくかかるため、高額となります。
<機能が価格に与える影響>
大きく価格に影響が出るのが、機能による違いです。
噴霧方式(フラスコタイプや超音波式など)によって、価格が大きく変わります。
フラスコタイプの場合、ポンプやガラスを利用しており、その分定価が高くなります。
プラスチック製の場合は安く済みますが、エッセンシャルオイルはプラスチックを変更、溶かすため素材(同じプラスチックでも種類がある)の選定が難しくなるようです。
その他にも、部品に日本製を利用している場合などは原価が高くなるため、定価が高くなりやすいといった要素もあります。
定価や、原価についての如何だったでしょうか?